火葬式プラン

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火葬式プラン

葬儀の形態はさまざまです。斎場で大がかりに営まれる葬儀の一方で、最近では「火葬式」という形態が注目されています。一体、どのような形態なのでしょうか。ここで詳しく見ていきましょう。

火葬式とは

「火葬式」とはその名の通り、火葬だけで故人を見送るスタイルです。通夜、葬儀・告別式、初七日などの儀式をせずに、簡略化した内容になります。「直葬(ちょくそう)」、「荼毘葬(だびそう)」とも呼ばれています。もちろん、火葬式でも斎場で営む葬儀でも、個人を偲(しの)んで感謝の気持ちを伝えることができます。

火葬式がなぜ、注目されているのでしょうか。その背景には、時代の変化も大きな要因を占めています。昔の大家族と違って、現在は夫婦に子ども、夫婦のみ、シングルマザーなどの核家族化が進んでいます。特に都市部に多く、総務省統計局によると、日本の世帯の60%以上が核家族というデータがあります。

【火葬式が注目される主な理由】

・大きな斎場などで葬儀をすると負担になる
・家族や親類が少ない
・郷里であらためて葬儀をするため
・故人の遺志による
・経済的な理由
・簡略しているため、参列者の身体的負担も少ない

【火葬式の主な流れ】

  1. 手順1 御臨終
  2. 手順2 葬儀社へ連絡
  3. 手順3 亡くなった場所へ寝台車でお迎えにいく
  4. 手順4 自宅や安置施設へ故人を搬送
  5. 手順5 葬儀会社と火葬式の打ち合わせ、火葬手続の申請など
    喪主と葬儀社で内容(僧侶手配、参列者確認、枕飾り、花など)、日時を決定する
  6. 手順6 「納棺の儀式」
    故人の身支度を整えて、棺に納める。安置施設によっては、納棺の儀式ができない
  7. 手順7 「火葬」

火葬の流れは、火葬炉前の枕飾りなどをします。炉前法要を行いますが、省略するケースもあります。火葬には1~2時間ほどかかりますので、ここで参列者が食事をしたり、休憩したりして過ごします。火葬が終了したら、喪家や会葬者で骨上げをして、骨壺(つぼ)に納めます。火葬は一般的な葬儀と内容はほぼ同じです。

火葬式の費用の相場

気になるのは火葬式の費用です。都市部や地方によって若干の差はありますが、大きな斎場で営む葬儀に比べると、はるかに格安になります。中には10分の1になるケースも多くあります。火葬式は費用がかからないのが、最大のメリットになります。火葬式の費用の目安を見ていきます。

【A社の火葬式の費用】
▼合計費用195,000円(税込)
・臨終場所から安置施設までの寝台車(最長50Kmまで)
・安置場所から火葬場までの寝台車(最長50kmまで)
・安置施設での枕飾り、ドライアイス(2~3日分)、線香・ローソク
・火葬手続代行
・仏衣や布団、棺
・火葬料金
・納骨用具一式、後飾り祭壇、お別れ用の花、遺影写真、仮位牌、焼香器具
・スタッフ1~3名

オプションとして、仏花、湯かん、戒名(もしくは法名)を書いた位牌の購入、納棺師などの手配もできます。永代供養、葬儀後の法要についても対応しています。火葬式の費用の目安は、150,000円~200,000円が最も多い料金帯です。中には100,000円を切るプランもあります。安いプランは内容をしっかり確認することが大切です。

火葬式は儀式が簡略化され、非常にシンプルな内容です。このため、料金体系や費用の内訳が喪主にとっても明確になりやすいのです。葬儀は喪主として数をこなすことも限られ、斎場の規模によっても費用の差がかなりあります。なので、相場を把握するのが困難です。当初の料金よりも大幅に上回ってしまうケースも少なくありません。

火葬式のデメリット

火葬式には数々のメリットがあることが分かりました。費用をかけずにシンプルに故人を見送りたい方などに最適な方法です。ただし、その一方でデメリットがあることを把握してください。火葬式のメリット・デメリットをしっかり理解して、納得のいく形で決定することが重要です。

・通夜をしないため、火葬前の故人と十分な時間を取れない
・告別式がないため、故人の友人・知人に対してあいさつが十分にできない
・地方では風習や文化の違いで、受け入れられないケースもある

通夜があれば故人と縁ある人たちが、思い出話をして偲んだりします。疎遠だった親戚が一堂に会することもできます。故人と付き合いのあった人たちには、後日、あいさつするケースもあります。地方によっては、冠婚葬祭に対して、新たなスタイルを受け入れないこともあります。

まとめ

火葬式は現代にマッチしており、合理的で効率的ともいえます。全国の葬儀社でも火葬式を扱うケースが多くなっています。個人の価値観の変化とともに、葬儀に関しても違う流れを見せています。時代の多様化ともいえ、全国で徐々に火葬式の下地が固まっています。

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