一日葬プラン

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一日葬プラン

最近の葬儀スタイルの新たな形式に、「一日葬(いちにちそう)」というものがあります。最近の葬儀はコンパクトかつシンプルに執り行うケースが多く、一日葬はそんなニーズに適合しています。斎場や自宅でも営まれる一日葬を見ていきましょう。

■一日葬とは

一日葬とは、葬儀に関わる全儀式を1日で済ませようという形式です。葬儀会社の広告でも目にしますが「ワンデーセレモニー」と呼ばれることもあります。斎場などで執り行う通常の葬儀は、通夜から告別式などの儀式を2日以上かけて執り行います。地域や状況によっては、3日以上もかかるケースがあります。

葬儀の名前から誤解されがちですが、一日葬は翌日にすぐに葬儀を執り行うというわけではありません。「墓地、埋葬法に関する法律」では、死後24時間を経過しなければ火葬することができない、と定めています。亡くなった翌日に葬儀を取り行うのは、法律の観点からも物理的に困難です。

一日葬は最近になって定着したスタイルです。葬儀会社によって提案された新たな葬儀の形です。パターンは通夜を省いた形式で執り行うケース、通夜の参列者が告別式よりも多いことに着目して、通夜をメインとした一日葬を取り行うケースも増えています。いずれにせよ、現在のニーズを強く反映させた形式です。

【一日葬が増えている理由】

・1日で全日程が終了するので、遺族への負担が少ない
・参列者へ振る舞う飲食、返礼品が減り費用削減になる
・遠方から参列する人の宿泊費などが軽減される

■一日葬の流れ

一日葬の流れを見ていきます。通常は2日間にわたって執り行う儀式を1日に凝縮する形です。日程がタイトになりがちなのが予想されますが、儀式の一部を省略してコンパクトな工程にするなど、工夫を凝らして喪主や参列者の負担軽減をしています。各葬儀会社の腕の見せどころになります。

  1. 手順1 御臨終
  2. 手順2 葬儀社へ連絡
  3. 手順3 亡くなった場所へ寝台車でお迎えにいく
  4. 手順4 自宅や安置施設へ故人を搬送
  5. 手順5 葬儀会社と一日葬の打ち合わせ、火 葬手続の申請など
    喪主と葬儀社で内容(僧侶手配、参列者確認、枕飾り、花など)、日時を決定する
  6. 手順6 「納棺」
  7. 手順8 「告別式」
  8. 手順9 「お別れの儀式」
  9. 手順10 「火葬」

葬儀の中では「初七日法要」を執り行う場合もあります。参列者が再度、法要に足を運ぶ負担をなくすための合理的な措置です。例えば北海道や九州から、東京の故人の下に駆けつけるのは大変です。このため、一度の葬儀で初七日法要を済ませてしまいます。ただし、地域や宗派によって、初七日法要をしないケースもあります。

■一日葬の費用の相場

一日葬の費用は、300,000円~400,000円が相場の目安になります。火葬式の約1.5倍、家族葬よりも100,000円ほど安くなるのが基準です。一般葬では700,000円~の費用がかかりますので、一日葬だとその半額ぐらいの費用が目安になります。これをベースに検討するのがいいでしょう。

【A社の一日葬の費用】
▼合計費用350,000円(税込)
・臨終場所から安置施設までの寝台車(最長50Kmまで)
・安置場所から火葬場までの寝台車(最長50kmまで)
・安置施設での枕飾り、ドライアイス(2~3日分)、線香・ローソク
・火葬手続代行
・祭壇、供物、生花、式場費用、仏衣、布団、棺、受付用の事務用品
・火葬料金
・納骨用具一式、後飾り祭壇、お別れ用の花、遺影写真、仮位牌、焼香器具
・スタッフ1~3名

オプションとして、仏花、湯かん、戒名(もしくは法名)を書いた位牌の購入、納棺師などの手配もできます。永代供養、葬儀後の法要についても対応しています。寝台車も一般タイプ、高級車、輸入高級車などのランクに分かれて、別途利用料金がかかります。参列者の移動用の車両にも、オプションが設定されているケースがあります。

一日葬のデメリット

一日葬は葬儀の儀式をコンパクトにまとめて1日で終了するため、喪主や参列者にとって負担が少ないメリットがあります。しかし、メリットの一方でデメリットもあります。一日葬は通夜(もしくは通夜兼告別式)を省略するのが最大のポイントですが、費用については2日間の葬儀内容と大きく変わりません。

【一日葬のデメリット】

・思った以上に費用が安くならない
・1日で葬儀が終わるため、多くの弔問客が日程的に参列できないケースがある
・地域の文化・風習によっては通夜を省略することに理解が得られない

一日葬は都市部など人口が多い地域には、合理的な葬儀システムです。2日間は斎場を押さえられないが、1日なら可能なケースもあります。もともとは斎場の手配を容易にできることから、都市部の葬儀社で提案したスタイルです。必ずしも全国の各地域で受け入れられるとは限りません。

まとめ

一日葬は超高齢化社会を迎えている日本の現状に、最適なシステムです。通夜・告別式など2日間にわたって高齢者が参列するのは、体力的にも非常に負担がかかります。遺族にとっても同じことがいえます。時代の変化とともに、スピーディーで効率的に執り行う葬儀の形態が今後も進んでいくでしょう。

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